保原教会幼稚園|学校法人 保原シャローム学園

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支援プログラム

■法人(事業所)理念
児童発達支援センターピサンリは、自閉スペクトラム症をはじめ、心身の発達に心配のある子どもを対象として療育・支援を行う施設です。保健、医療、福祉、教育の関係機関と連携を取りながら、一人一人子どもの早期発見と早期からの支援を重視します。幼児期の子どもと家族の支援を目的とします。
■支援方針
幼児期に、TEACCHプログラムのアイディアの一部を取り入れて、見て分かりやすい・取り組みやすい情報提供やレイアウトをすることで、「わかる」「できる」体験を沢山積み重ね、社会で自分らしく生活していくための自尊心を高める支援を行います。また、将来社会で共に生活していくために、穏やかな人間関係を築き適切なやりとりを積み重ねることで、コミュニケーション力を高める支援を行うことを方針とします。
■営業時間
8:30~17:30
■送迎実施の有無
あり

支援内容

本人支援 健康・生活
  • 身の回りのことに取り組む際に、手順書や視覚情報があることでやり方を確認しながら自分で取り組むことができるようにする。
  • 食具の扱い方や食事の摂り方等について、視覚情報を提示することで意識が向くようにしていく。
  • 活動がわかる具体物や写真等を活用し、わかりやすい環境を整える。
  • 本人の好きなものを取り入れながら、楽しんで活動できるようにする。
運動・感覚
  • 走る、跳ぶ、くぐる、バランスを取る等、いろいろな運動遊びを経験できるようにする。
  • 遊びを通して手先を使う課題に取り組み、生活動作の安定に繋げていく。
  • 散歩で沢山歩く経験をして、少しずつ体力をつけていけるようにする。
  • 運筆や制作活動を継続して行い、道具の扱い方が上手になっていくようにする。
認知・行動
  • 目に見えにくい物事の概念を可視化して伝え、分かることが増えていくことで本人がスムーズに生活できるようになったり相手にも思いがあることに気づけるよう支援する。
  • 経験したことと言葉を結びつけていくことで、少しずつ分かる言葉が増えていくようにする。
  • 生活の中で「多い少ない」「長い短い」「大きい小さい」等の概念に触れる機会をつくり、理解へと繋げていけるようにする。
言語・コミュニケーション
  • 友達と息を合わせて取り組む活動や順番で取り組む活動を通して、他者への意識を育んでいく。
  • 気持ちを伝えたことで、良い結果に繋がったという成功体験を重ねていき、伝えることへの意欲を育んでいけるようにする。
  • 本人が理解していることを表出カードにして、必要な時に使用できるようにすることで、表出のしやすさを支援する。
  • 友達と相互交流する場面で、「まぜて」や「貸して」等、必要な言葉を代弁したり職員と一緒に伝えてみる経験を重ねていくことで、徐々に気持ちを言葉にして伝える習慣がついていくようにする。
人間関係
社会性
  • 順番に取り組む活動等、簡単なルールのある活動にもスモールステップで取り組んでいけるようにする。
  • 散歩等の活動の際に、道路の歩き方を視覚的に伝え、決まりを守って安全に歩く経験を重ねる。
  • 友達とのふれあいを通して、関わり方を体験的に学んだり、自分の気持ちに折り合いをつけたりしながら、一緒に過ごすことの楽しさが感じられるようにする。
  • 施設内外での活動をとおして、社会のルールやマナーを知る機会をつくり、体験的に学んでいけるようにする。
家族支援
  • 連絡ツール等を活用し、療育の様子やご家庭の様子について、情報の共有をする。
  • 養育上の悩みや不安等について、随時相談を受け付ける。
  • 療育の見学や家庭訪問にも随時対応する。
移行支援
  • 日常的な連携に加え、行事などがある時は本人への伝え方や参加の仕方等について共有を図る。
  • 通園先と本人の育ちについて共通理解したうえで、集団生活への移行について連携する。
地域支援・地域連携
  • 買い物学習
  • スクールサポーターによる不審者対応訓練
  • 研修会の実施(地域の事業所、関連するこども園等の職員と合同)
職員の質の向上
  • 針生ヶ丘病院の先生を招いての研修(年2~3回)
  • 新任研修
  • アフターミーティング
  • 職員会議(毎月)
  • 自立支援協議会(児童発達支援事業所連絡会)への出席
  • 外部研修会への参加等
主な行事等
  • 避難訓練
  • クッキング
  • 買い物学習
  • 発育測定
  • 散歩
  • 水遊び
  • 誕生会等